Decemberは12月?
ヨーロッパの言語はラテン語から来ているものも多いらしい
もちろん古代ローマではラテン語とギリシア語の2カ国語が共通語でした
それで ラテン語の数字では
7= septem
8 = octo
9 = novem
10 = decem
と見ると
9月 = September
10月 = October
11月 = November
12月 = December
の英語の「月」の名前を思い出しますよね
でも「7」なのに「9月」⁉️のようにずれていますよね。
あれれ...と思ってる調べて見たら...
(全巻合わせると50巻以上になり 英語にも訳されています
この人についてはいずれブログで紹介したいと思っています)
ローマ帝国の時代には 今でいう暦には 3月から12月までしかなく 元々はそれぞれの月には「神様の名前」がつけられていたそうなんです❗️
(後から調べたところ 1月と2月は寒くて「農耕」ができなかったので 「月」の必要性がなかったと言うことです❗️... ある意味「合理的」ですね )
日本でも「八百万の神」みたいに たくさん神様がいたようですものね
キリスト教が国教になるのは ずっと後のことで 古代ローマでは色々な地域の神様を受けれていたので 神様の名前はギリシア語をはじめとして たくさんあったようです
歴史の本によっては ローマは支配した国と地域の神々を否定しなかったので およそ3,000くらい色々な神様が信じられていたのではないかとも書かれていました❗️
(覚えるのが大変そうですが 庶民は自分に合った神さまを自由に選んでいたようです)
でも そうすると(1年をだいたい365日として)自然に12月には日にちが余ってしまうので おまけみたいに12月の後に 1月と2月を付け加えていたようなんです
面白いですね❗️
ところが 権力者によって 多少の変更が加えられ
例えば 7月は「賽は投げられた」で有名なカエサル(ローマ名 ユリウス・カエサルJulius Caesar / 英語名:ジュリアス・シーザー)の誕生日を記念して July(7月) となり
8月は帝政ローマの初代皇帝でありカエサルの後継人であったオクタビアヌス(ガイウス・ユリウス・カエサル・オクダビアヌス Gaius Julius Caesar Octavianus)の称号アウグストゥスAugustus から August(8月)となったそうです
権力者の事情で 上記のように 7月July と8月August を加えてしまったので かつての「7月」が「9月」に繰り下がり 「8月」は「10月」に ...と言う具合で 12月は今の December に落ち着いたようです ❗️
中学の歴史でも登場する「ゲルマン民族の大移動」で 沢山いたゲルマン民族が使っていた言語がいろいろな国に広まり その国で独自の進歩を遂げるのですが 「月」の名前に関しては すくなくとも英語、 イタリア語、 フランス語、 ドイツ語、 スペイン語はほんとうにそっくりなんですね❗️
と言うわけで 今回は12月がなぜ December なのかのお話しでした😄
では みなさま クリスマスも近くなりました 楽しい12月をおすごしください