TOMOKO.先生のブログ

イギリスや海外での一コマを皆さんに紹介します。 写真は残念ですが掲載できません。 更新は毎週土曜日の予定です!

ロンドン塔のカラス行方不明

2021年1月15日ロンドン発のニュースで ロンドン塔🏰で飼育されている 正規メンバーのカラス6羽のうちの1匹メリーナMerlina が 「非常に悲しいお知らせ」として「行方不明」であると発表された😧

 

たかが「カラス」🦅(←これはカラスの絵ではないですが💦)...

イヤイヤされど イギリスでは運命を握る大切な「カラス」なんです‼️

 

このニュースに関しては かのBBCとかでもとりあげられ 世界にも発信されています...ラインニュースでも世界のトップ記事として扱われていましたよ❗️

 

なぜこのカラスがそんなにも重要かというと 17世紀に遡り 時の国王リチャード2世がカラスの駆除を検討したところ 占い師🔮に「カラスがいなくなるとロンドン塔は崩れ ロンドン塔を失ったイギリスが滅びる」と言われたためだそうです🇬🇧

 

「カラスがいなくなるとイギリスの崩壊⁉️」と不思議におもうのですが その占い🔮を信じた国王は「ロンドン塔のカラスを6羽より減らしてはいけない」と命じて 衛兵にカラスの世話をさせました😄

 

それから現在にいたるまで ヨーマン・ウォーダーYeoman Warder (通常ビーフィーター Beefeater)と呼ばれる あの紺地に赤い線が入った15世紀以来の正装をした衛兵の中でも 特にレイブンマスター Ravenmasterと呼ばれる衛兵によって世話をされているそうです

(これらの衛兵の服に興味のある人はググって見てください 絶対に有名な服ですよ❣️)

 

ロンドン塔のカラスは ロンドン塔の公式Twitterでも

We have some really unhappy news to share. Our much-loved raven Merlina has not been seen at the Tower for several weeks, and her continued absence indicates to us that she may have sadly passed away.  (1/4)

ー悲しいお知らせがあります 大好きなメリーナが数週間ロンドン塔にいません

残念ですがもう死んでいるかもしれませんー

と発表されていました😢

 

これらのカラスは ちょっと大きめの「ワタリガラス」という種類だそうで 風切羽がきられているので 遠くへ飛んで行くことはないそうです

 

正規メンバー6羽の他にベンチメンバー2羽が飼われているので メリーナがいなくなって 即「イギリスの危機」とういわけではないので 心配はいらないですと 14年間カラスの飼育を続けたレイブンマスターのChris Skaifeさんは述べたそうです

 

どうして「14年間カラスの飼育を続けた」と「過去形」になっているかというと 新型コロナウィルスのロックダウンで 現在 一時解雇中ということなのだそうです💦

 

ちなみに カラスの他のメンバーの名前は ポピー エリン ジュビリー ロッキー ハリス グリップ そして ジョージです❗️

 

ロックダウンに伴って カラスは以前よりも長い間おりの中に入れられているそうで カラスにもまさに「ロックダウン」をくらっちゃったですね💦

 

人間によっても 動物にとっても コロナウィルスの早い収束が願われます🙏🏻