TOMOKO.先生のブログ

イギリスや海外での一コマを皆さんに紹介します。 写真は残念ですが掲載できません。 更新は毎週土曜日の予定です!

パリでの人種差別?!

シャンゼリゼ大通り(Les Champs-Élysées)🇫🇷 を 凱旋門 (Arc de triomphe de l'Étoile) に向かって 散歩をしていた

他に予定がなかったので 友達と4人で(結構)ブラブラと歩いていた

 

とにかく人通りが多く 多分私たちのような旅行者が「ほとんど」なのではないかと思う

 

この通りは「大統領就任パレード」や「革命記念パレード」などが行われる すっごく幅の広い通りで 歩道も広く 赤いテント風屋根のオープンテラスカフェで多くの人がコーヒー café☕️などを飲んでいたりする

(余談であるが このオープンカフェの屋根⛱は「赤」「青」か「白」でなければいけないらしい

なので ほとんどは目に映える「赤」になっている)

 

個人的には オープンテラスカフェでは コーヒー☕️の中にホコリが入るのではないか🤔と思うのは 私くらいのものだろうか?

でも 行きかう人をみて ゆったりとコーヒー☕️を飲んで時間を過ごすのも 「働きすぎ」で「気を使いすぎ」の日本人(この数は減っているかもしれないが)にとっては (古い言葉でいえば)「心❤️(命)の洗濯」になるかもしれない

 

シャンゼリゼ通りの雰囲気をたのしみながら 散歩中 「ん❗️」... 「生牡蠣」だ😋

 

まだ世間知らずだった私たちは 「へえ パリで生牡蠣が食べられるのだ😋」と大興奮🍴

さっそく そのレストランに入った

(「生牡蠣」がパリで有名なのを知ったのはかなり後のことでした🤣)

 

夕方少し前のこともあって まあまあ混んでいたが席はあった

 

ウェイターさん(フランス語では「ギャルソン」garçonー「男の子」の意味だ)に生牡蠣と飲み物とサンドイッチを注文した

 

隣を何気なく見ると フランス人(フランス語を話しているので)のカップル👫が座っている

男の子の方が 一生懸命に女の子に話しかけ (残念なことに)その女の子は興味なさそうだった

 

生牡蠣に話を戻し

...

4人分の生牡蠣が大きなお皿の それも氷をどっさりのせた上に 自慢げに乗っている

いかにも「僕は高級品なんだよ!」と言わんばかりに 氷の上で威張っている感じで...

(でも 予想通りの美味しさだった😋)

 

私たちが楽しく話しているときに どうも隣から「ジャポン」Japonとか 「ジャポネーズ」Japonnaises (女性形複数) という言葉がたびたび聞こえてくる🤨

「ん?なんだ?どうした?」と思って 少し隣の会話に聞き耳をたてると ... どうも隣の男の子が日本の悪口を言っているようだ😡

 

「おいおい やめてよ! 楽しんでいるのに!」

 

ところが 様子をちょっとみてみると 女の子は 全くつまらなそうで ほとんど男の子のほうを見もせず 外の景色を見ているようだ ... んんんん😶

 

すぐに わかった!

男の子が その女の子の気を引こうとして必死で ... そして話題がなくなり ちょうど隣にいた私たちを「日本人」だと察して ちょっと強気で 悪口を始めたのだ😶

 

いやはや 巻き込まないでくださいね❗️

 

私たちが食べ終わる少し前に その女の子は 男の子の話す「すぐ隣の席の日本人に対する悪口」に気分を害したのか 怒って 一人で席を立って出て行ってしまった💔

男の子は 話題を盛り上げようとして言った「私たちへの悪口」で 墓穴を掘ってしまったのだった‼️

 

おまけに その男の子は「ジャポン」は「日本」を表すフランス語だと それくらいは私たちがわかることにも 気づかなかったようだ❗️

 

ちょうど 私たちが食べ終わって席を立ったとき ちょうど その男の子も席をたった

本当に偶然だった❗️

 

今 コロナで 日本でも席と席の間は随分間隔を取っているが 以前は隣の席とは結構 狭かった

その当時のパリのレストランも よほどの高級レストランでない限りは なかなかに席と席の間がくっついていたのだった

 

おまけにパリのレストランは 椅子側は壁で固定されているので テーブルを動かして出る形のものが多い

その時は ちょうど出ようとした男の子が 自分が出ようとテーブルを押し出した時だった

 

つまり 私がちょうど出ようとした通路に その男の子がテーブルを押し出してしまったのだった❗️ 

 

偶然のことであったのだが この男の子と向かい合うことになってしまった❗️

 

その時 ...

私は (自分とあまり年も変わらない そして 彼女に振られた💔ばかりの)この男の子に さらなる大打撃‼️を与えようと決心した💡

 

Pardon, monsieur. (パルドン ムシュー)と 目を見て微笑みながら ... 言った😂🤣

 

「邪魔なのでどいてください」の意味で

フランス語特有の「r」の発音もきまり 「don」の鼻母音も完璧❗️

monsieur(ムシュー)に関しては もうパリジェンヌではないかと思うような 完璧な発音でもうイントネーションもparfaite (申し分なし)‼️

要するに 「フランス語は分かっていたんだよ❗️」ということがその男の子に伝わり その男の子は 4〜5秒間私と視線を合わせた後 下を向いて(テーブルを戻して)私に通路を譲ったのでした😅

 

「ペンは剣よりも強し❗️」とよく言われますが この時は「言葉は剣よりも強し❗️」でした

 

もちろん その男の子は多分 気をひくために言ったであろう悪口で気を悪くした女の子にフラれ💔 そして 今 その悪口が相手に分かっていたという事実に直面したということになったのです

 

まあ 私たちがそのレストランでは唯一のアジア人であったので 当時は「日本人観光客」が増えつつあったパリで 私たちを「日本人」と思ったのは当然ではあるのですが 「悪口」のネタにされたら 多少 反撃する機会があれば徹底抗戦してもいいのかもしれないな...と今も思っています

 

ですから 正確に言えば「人種差別」でも「人種偏見」でもなかったのですが ...

 

女の子の気をひきたいのなら もっと「スマート」に(英語の意味でも同様に「賢く」)したらいいし フランスでは結構 日本🇯🇵が好きなフランス人は多いのですよね❤️

 

これはフランスのテレビ番組のチャンネルが少なかった頃に 日本のアニメがすごく人気になった頃からで 実際にパリでは1999年から毎年「ジャパンエキスポ」が開かれているというのは有名だ❗️

 

レストランを出てからは ...

私たちはセーヌ河のほとりを散歩して楽しく過ごしました😃

もちろん ちょっとだけ その男の子の悪口を言いましたけどね ...😅