TOMOKO.先生のブログ

イギリスや海外での一コマを皆さんに紹介します。 写真は残念ですが掲載できません。 更新は毎週土曜日の予定です!

パリで車に轢かれそう

CODE DE LA ROUTE (フランスの道路交通法)によると (alcool au volant : la réglementation ) 飲酒運転基準について

 

フランスの酒気帯びは 呼気0.25mg以上

日本のそれは     呼気0.13mg以上

 

👀 ... フランスは日本のほぼ2倍ですよね‼️ 

 

私はアルコールに弱く 全然飲まない(飲めない)ので 上の数値がどれくらいの量になるのかが全くわからないのですが 色々調べてみると 「フランスではワインをグラス1杯🍷飲んでも道路交通法上は大丈夫」みたいなんです😅

 

そしてフランス日本国大使館のホームページでは 「血液中のアルコール濃度が0.5g以上の場合は自動車を運転することはできない」と書いてあります🤔

 

その昔 2003年のフィヨン内閣で「アルコール濃度の測定装置を義務付けよう」とした飲酒撲滅案は結局立ち消えになったそうですが ようやく2018年になってパリ18区内の東側で「路上での飲酒」と「持ち帰りようのアルコールの販売」に時間規制がはじまったそうです

 

と どうしてこうした話を始めたかというと ...

 

私が友達とパリに行ったとき ガイドの人から「パリでは飲酒運転をする人がおおいので 車にひかれないように歩行者が気をつける」ように言われていたからです😠

 

んんん...

 

歩行者が気をつける⁉️ どういうことだ...🤔

 

と日本人はなりますよね

 

でもフランスでは(いやヨーロッパはというべきなのか)食事の前のアペリティフ🥂 そして食事中のワイン🍷(最近の若者にはビール🍻)が 人々の日常生活に欠かせないものなのだそうなのです

 

確かに 

「食事中にワインが飲めないのなら 水を飲みましょう 

紅茶とかコーヒーとか 間違っても食事中にコーラを頼んではいけません」と ある「旅行解説書」にも書いてありました🙄

 

紅茶とかコーヒー☕️は お料理を味わってから ホッとして飲むものなんですね

 

私的には コーラは「万能な飲み物」で お寿司を始め どのお料理にもあうと思うのですが😦

 

フランスでは お昼にもちょっとしたアルコール類🍾を飲む人も少なくないそうです

 

それで 酔ってしまっているかもしれない運転手🚗ではなく 酔っていないと自覚する歩行者🚶‍♀️が気をつける方が「より安全」ということになったようです

 

その日は有名デパートのプランタンで買い物をした後 夕方 オベリスクを見に「コンコルド広場 Place de la Concorde」に行くことになりました

 

オベリスクは「クレオパトラの針」とも呼ばれ コンコルド広場のシンボルで 1830年にエジプトの総督から 当時のフランス国王ルイ・フィリップ👑に送られたものです

 

そのオベリスクの表面に書かれた「ヒエログリフ(古代文字)」をどうしても見たいと思ったからなのです

 

「広場」といっても 日本の「広場」を想像してはいけませんよ

10ヘクタールもあると書いてありました

「10ヘクタール」⁉️ 

んんんん🤔

訳の分からなくなった(私のような)人は ぜひ Google Earth に🔍Palace de Concorde Paris と打ち込んで見てくださいね

むっちゃ広いんです‼️

 

そしてセーヌ川にも近く 交通量も多いです

 

問題なのは パリの人たちが交通規則を守らないことなんです

歩行者は信号🚦を守らず 赤信号でも進みます

それも あわてることもなく信号無視🚦をして道を渡り 結構広い道なんかも 恐れ知らずにも(感激するほど)要領よく渡っていきます

このような離れ業は 日本人にはできません💦

(なので 絶対に真似をしてはいけません‼️)

 

そして

車というのは ... ガイドさんの説明をかいつまんで要約すると...もっとも注意しないといけない「お酒を飲んで ちょっといい気分になっている運転手が動かす」危険な発明品なのです❗️

信号を厳守し 規則正しく道を渡りたい私たち日本人は 信号を守って道を渡るだけでもハラハラものです

(無事にこの広い道を渡りきることができるのだろうかと)

パリに1日でもいれば 十分この危険性は理解できるはずです❗️

 

歩行者も信号を守りませんけど 車も守っているとは言いにくかったんです

信号が赤になっても🚦 車は速度も緩めず走ってきますし 見切り「急」発進もします

 

コンコルド広場の周りの道幅は広く... そして案の定 比較的ゆっくりと歩いていた友達の一人が 車に狙われました❗️

信号をしっかり守ったのにも関わらず 私たちは信号🚦の素早い変化に対応できなかったというか 車が赤なのに見切り発車をしたのか ...

そもそも 信号が赤になっても車が止まらず走っているので 歩行者が道を渡る時間が当然ながら短くなってしまうのも問題なんですけど...

 

とにかく 私たちは広い道を渡り 車の来ない公園の中心まで 全速力で走ることになりました🏃🏻‍♀️

道が本当に広いので 100メートルダッシュのような ... 本当に疲れました

 

絶対に あの時の車の運転手は酔っていて🍷  信号より早く発進し 私たちを故意にひこうとしたに違いない ... と私たちは思ったのでした😡

 

本当にこわいかったです😰

 

皆さんも パリ観光で 道を横断するときには 車には気をつけてください

パリの人々のように 信号無視🚦で道を渡るのは 日本人には無理だということも 心に留めておいてくださいね

 

英語では信号を無視して道を横切る人を jaywalker と呼びます😁

英語の単語にもあるくらいなので 信号🚥を守らない人は世界で多くいるのですね😂🤣