国際線を利用される方は 飛行機内で使われる言語に気づいてみえるかも知らないですが ...
日本から(例えば)アメリカの都市に行く場合には
まず「日本語」 → それから到着地の言葉である「英語」となります
一度 日本からスイスに行く時に直通便がみつからなかったので オランダのスキポール空港で乗り換える事になりました
それで 日本→オランダ→スイス(チューリッヒ)という順序になりました
日本からオランダまでは 日本発なので飛行機の言葉は まず日本語 それから(さすがにオランダ語では無く)英語でした
オランダのスキポール空港について つぎは チューリッヒ(スイス)行きの飛行機に乗り換えます
オランダ発スイス(チューリッヒ)行きなので
私の頭の中では
オランダ語→ドイツ語(チューリヒはドイツ語圏なので)→英語(世界共通語)
の順だと当然考えていたのです
機内放送が始まり まずオランダ語(らしき言葉...「ドイツ語にも似ているな」とか考えていました) それから ドイツ語(「学習の甲斐あり多少分かるじゃないか」と少し自分ながら得意になり)その内容を確認すべく 次に来るはずの英語の機内放送を待っていたら...あれっ?!
機内放送が終わってしまった!!!
英語での機内放送はないのだろうか??
そうだったんです
ヨーロッパの都市を結ぶ飛行機では 英語の機内放送はなかったんです!!
ヨーロッパの言語は多少似通っていることと ヨーロッパに住む人達は EUの教育方針らしいのですが 「自国の言語」「隣の言語」「自分が将来使うであろう言語」の3ヶ国語を学校で(または自分で)学ぶそうなのです
でも ヨーロッパ人全員が マルチリンガルかと言うと そうではない(個人差だ)と思いますが ...
そもそも電波は国境に関係なく飛んでいるので 他の言語を覚える気があれば 自宅で他の国の言語をテレビとかラジオとかで聴ける機会は多いので
ヨーロッパに人たちは 生まれながらに 数カ国語を聴いて育っているのです
アメリカ人に比べて ヨーロッパの人達は (英語を母語とするイギリス人もですが)
母国語の様にとはいかないでしょうが 数カ国語を話す 又は理解する人が多いですね
私のまわりにも いろいろな言葉を話す人もいます
これはわたしの考えですが 西ヨーロッパの言葉 ー フランス語 ドイツ語 イタリア語 スペイン語はそれぞれ 文法とか同じ形をしているので それらの国の人からすると 動詞の活用の少ない英語は簡単なのかも知れません
というわけで ヨーロッパの地方便は よほど海外からの英語を必要とする観光客が乗っていない限りは 英語は必要ないのですね
これは 色々な言語を学ぶモチベーションになりますね!