TOMOKO.先生のブログ

イギリスや海外での一コマを皆さんに紹介します。 写真は残念ですが掲載できません。 更新は毎週土曜日の予定です!

ホノルルの潜水艦

ハワイ🏝にいたある夏の日

 

(日本人のいう「ハワイ🏝」は 大抵は「ワイキキビーチ🏄‍♂️」のあるオアフ島のホノルルのことです)

 

その日は 「潜水艦🐟」に乗る予定でした

今では ネットで簡単にさがせるアトラクションで 結構大々的に宣伝が行われているので すぐに見つけられます

 

一応 前もって説明しますと これは「潜水艦🐟 海底アドベンチャー」アトラクションの悪口では決してありません😀

超個人的なもので 「潜水艦」に乗った 1個人の「感想」として読んでいただきたいです

それに 昔のことですから... 今はずっと快適になっています

 

「潜水艦🐟」ツアーの集合場所は ワイキキの浜辺です

 

海水浴をしている人🏊‍♀️や サーファー🏄‍♂️の邪魔になってはいけないので 比較的 「水泳」などに向いていない そして 海底に何かあるに違いない場所に設定されていました

いわゆる「水泳禁止地区🚫」なので 波🌊は高く 「潜水艦」に乗るために設置された場所に置いてある板も 波によって 上に上がったり 下に落ちたり 遠くから見ているだけで 波の荒さがわかるほどでした💦

 

ネットを見ると 今の潜水艦は64人乗りで 最新のものになっていますが 私が乗った時には 定員が20名くらいの小さめの「潜水艦」でした

 

少し早めに行ったので 前の人たちが「潜水艦」に乗り込むのが見えました

その地点までは 大きめのボート🚤で行きます

そこへ行くまでのボートも 波🌊によってすごく揺れます

 

一人の白人の女性が ボートから「潜水艦」に乗り込もうとしますが 波が荒いためか はたまた「閉所恐怖症」claustrophobiaなのかわかりませんが なかなか 「潜水艦」の乗れません💦

係員が 必死に説得するも 泣き出したり 悲鳴をあげ 大騒動の後に一旦「潜水艦」に乗り込みますが 数秒後には「潜水艦」から出てきて 結局 ボート🚤に乗って 海岸に帰ってきました

 

私は「高所恐怖症」acrophobiaなのですが 同じような「恐怖症」として 「あの人 怖かったんだな」と 理解できました

 

しばらくして 「潜水艦」が浮上し 私たちの番になりました

今まで「潜水艦」に乗っていた人たちがボート🚤でもどってきて そのボート🚤に私たちが乗りこみます

 

波は 本当に高く 荒れ気味🌊でした

ボート🚤も揺れ 「潜水艦」に乗るステーションみたいな狭い板張りの床も大揺れです

もちろん 今から乗り込む「潜水艦」も大揺れでした

 

「潜水艦」の入り口は 潜水艦の上側の丸いところです

小さくはありませんが 大きな外国人の男性が入れるくらいの大きさで まさに「潜水艦」のドア...そのものです

そりゃ 海に潜るのだから 大きなドアでは浸水の恐れがありますよね

 

「潜水艦」上部の丸い入り口から入り 小さな金属製のはしごを2mほど降ると 中甥に20人くらい分の背中わせの席があります

(背もたれはありません)

そこで背中合わせで座ります

そうして座ると 「潜水艦」の側面の小さな丸い窓から 外が見えます

 

今では「日本語のテープ音声案内📼」もあるようですが 当時はなかったです

一人のガイドさんがいて マイク🎤で説明をしていました

 

この時点で 私の相方が 息苦しさを訴え始めました

そうなんです 相方は「閉所恐怖症」なのです

空気は その「潜水艦」にあるだけだったので 15〜20分くらいしか潜っていられません

なので もちろん新しい空気の補充もなく また 狭い場所で 背中合わせに座ってすぐに前が窓という感じなので かなり「狭く」 空気もだんだんと二酸化炭素が多くなっていきます

エアコンももちろんついていませんでしたよ

 

(でも 20人が空気を吸うのだら 空気変換器みたいなのはあったかもしれないですね)

 

まあ「閉所恐怖症」の人にとっては かなりキツイ空間に違いなかったです💦

 

「潜水艦」なので もちろん窓を開けて空気の入れ替えができるはずもなく ...

 

ガイド🎤の人は 若い男性で 色々と 「盛った」話をします

 

「サメ🦈が見えるかもしれません」と ...いやいや ここはワイキキなのだから サメなんかがいたら 泳いでいる人やサーファーが食べたられちゃうだろう

 

「ウミガメ🐢が見えるかもしれません」と...いやいや 海底で おまけに照明施設もないし 周りは真っ暗だし おまけに波も高かった🌊ので 海水が濁って何も見えるはずがありません

 

「熱帯魚🐠が見えるかもしれません」と ... 💦

 

他の乗客はというと ガイドの「盛った」話を 明らかに認識しているらしく 別に驚くでもなく 窓の外が真っ暗なのをがっかりするでもなく 熱心に「真っ暗な外」を見ています👀 

 

「潜水艦」は 動くことができるようで 海の中を進みます

多分 多少は場所を移動しました

 

そこには「潜水艦ツアー」用であろう沈んだ船があって ガイド曰く🎤「あそこは 魚🐠🐟のマンションです」...はあ 沈没船の残骸は見えるけど 魚🐠🐟はどこにもいない

 

そもそも 「潜水艦」がプクプク動けば 魚だって寄って来ないだろう

おまけに 海水はすっかり濁り 1メートルどころか 50センチ先も見えはしない

 

しかし ガイドのお兄さんは 「プロ」であった🎤

乗客を飽きさせることなく 「...であろう」話を楽しげに進めるので 時々 乗客から笑いも聞こえる

そして 何も見ることなく 「潜水艦ツアー」が終わった

 

相方はずっと 手に汗を握り 辛そうだった

結局 何も見えなかったので どうということはない

それで「潜水艦」に乗ったという記憶は 長いこと封印される🤐こととなった

はっきり表現すると 「潜水艦に乗ったことを忘れていた」のでした😂🤣

 

でも みなさん

今では ネットで見る限り 「潜水艦」も大きくなって エアコン完備なのだそうです

ひょっとして 素晴らしい「海底旅行」ができるかもしれませんよ

 

そして 

私たちは「潜水艦」をでて ボート🚤に乗り海岸へ戻るのですが 「潜水艦」から出る時には 荒い波🌊のおかげで 私は「海に落ちるのではないか」という恐怖との戦いでした

そうです ... 私は 泳げないのです💦

海に落ちたら 一巻の終わりです💦

この時が一番怖かったです💦

 

そして 海岸で 次の「潜水艦」へ乗る人達を見ていたら またもや女性が一人 「潜水艦」に乗れずに ボート🚤で戻ってきました

 

そして 私は考えたのでした 

「彼女は 返金してもらえるのだろうか」💸と...